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サバ缶チャーハン|ごまとパックごはんを使ったローリングストックレシピ

缶詰というと非常食をイメージしますが、サバ缶はその美味しさと栄養価の高さから、普段の食事にも積極的に取り入れたい食材です。サバ缶をその他の非常食と組み合わせて、備蓄しながら日常使いするローリングストックに取り入れることで、災害時の備えとしても活用できます。
今回は、パックごはんや、ごまを組み合わせた、サバ缶チャーハンのレシピをご紹介します。

サバ缶チャーハンレシピ

サバ缶チャーハン

【材料(1人分)】

  • パックごはん 1個
  • サバ缶(水煮) 1/2缶
  • 卵 1個
  • 細ねぎ(万能ねぎ) 2〜3本
  • にんにく 1/2片(みじん切り)
  • いりごま白 大さじ1
  • しょうゆ 小さじ2
  • ごま油 小さじ1
  • サラダ油 適宜

【作り方】

  1. フライパンにサラダ油を入れて熱したら、溶いた卵を入れます。半熟状態でさっとかき混ぜ、一度お皿に取り出します。
  2. 小鍋にサバ缶を汁ごと入れ、火にかけて汁気が飛ぶまで煮詰めます。
  3. フライパンにサラダ油を入れて熱し、にんにくを炒めて香りが出たら、2のサバを入れほぐしながら炒め、1の卵を戻します。
  4. 3に、レンジで温めたパックごはんを入れて切るように炒め、最後に刻んだ細ねぎを入れて、さっと炒めます。
  5. ごま油としょうゆをフライパンの端から入れ、混ぜ合わせたら、最後にいりごまを全体にまぶします。

【ポイント】

  • サバ缶を煮詰めることで、旨味が濃縮され、調味料が少なくても美味しくできます。
  • サバ缶には食塩が含まれていますが、無塩の商品もありますので、その場合は塩を加えるか、醤油を増やすなど、味を調整してください。

このレシピでは、サバ缶の旨味を活かし、シンプルな味付けにしました。
ほぼ常備している材料で作れるので、買い物に行けなかった日にもぴったりです。特にごまは、栄養と美味しさを手軽にプラスできる便利な食材。未開封のいりごまは賞味期限が長く(冷暗所で約6ヶ月〜1年が目安)どんな料理にも合うため、ローリングストックに最適です。
※参考記事:食品保存の基本|冷蔵・冷凍・常温の正しい選び方(災害時に備えた食品保存「ローリングストック」)

災害時のサバ缶チャーハンの作り方

実際の災害時に、ガスコンロやフライパンが無い場合には、湯沸かしBOXでパックごはんを温め、サバ缶とごま、調味料を混ぜてください。サバの旨味とごまの風味が、温めただけのごはんを、美味しくしてくれます。
※発熱剤を使用し、火や電気のない場所でも少量の水さえあれば手軽にお湯をつくることができるグッズ。
災害時は、栄養が不足しがち。手軽で調理もいらないサバ缶は、栄養補給の強い味方になります。
そんなサバ缶の魅力を、次の章で詳しく紹介します。

サバ缶の魅力|変わらぬ人気の理由とは?

サバ缶の魅力
サバは、その高い栄養価と独特の旨味で多くの人々に親しまれている魚です。そんなサバを手軽に味わえるように加工したサバ缶は、水産缶詰の中でツナ缶と並び人気を集めています。

サバ缶人気の要因

2011年の東日本大震災を受け、非常食への意識が高まり、備蓄に適した缶詰が注目されました。中でも手頃な価格のサバ缶が多く購入されるようになり、2012年頃からの生産量増加につながったと考えられます。
サバ缶生産量
グラフ出典 水産庁:水産物消費の状況 今、注目を集めるサバ缶(https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h30_h/trend/1/t1_3_4_2.html?utm_source=chatgpt.com)
近年はサバの不漁を受け生産量が低下していますが、サバ缶の需要は依然として高い状態が続いています。それには、複数の理由がありますが、その一つとして、サバに含まれるDHAやEPAの健康への効果が、メディアで大きく取り上げられブームになったことが挙げられます。
さらに、サバ缶には、生魚の「傷みやすい」「調理に手間がかかる」といったデメリットがない点も人気の一因です。下ごしらえが不要で、様々な料理に手軽に活用できるサバ缶の利便性が、広く受け入れられました。

缶詰に使われるサバの種類と特徴

サバの種類
日本国内で製造されるサバ缶のほとんどは、日本で漁獲されたマサバやゴマサバが使用されています。

■ マサバ
マサバは、秋に旬を迎え、脂がのって美味しくなります。これは、マサバが産卵期を迎える春に向けて、体内に栄養を蓄積するためです。
マサバは、その体型からヒラサバ、あるいはホンサバとも呼ばれます。筒切りにした際、ゴマサバよりも断面が扁平であることから、ヒラサバという名称がついたと言われています。

■ ゴマサバ
ゴマサバは、腹部にごまを散らしたような黒い斑点が多数見られる点が特徴です。ゴマサバの中には、この斑紋が薄い個体も存在し、マサバとの厳密な区別が困難な場合もあります。また、ゴマサバの胴体の断面は円形に近いことから、マルサバという別名で呼ばれることもあります。
ゴマサバはマサバと比較して脂質含有量が少なく、水分とタンパク質の割合が高い傾向にあります。

サバ缶の魅力

サバ缶の魅力

豊富な栄養価

青魚の代表格であるサバには、私たちの健康維持に役立つとされる栄養素が豊富に含まれています。特に、健康維持に役立つとされるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富です。
加えて、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDも含まれており、日々の食生活に取り入れたい食材です。

調理の手軽さと汎用性

サバ缶は、開封してすぐに食べられる手軽さに加え、様々な料理に応用しやすい点も大きな魅力です。中でも「水煮缶」は、和食・洋食・中華を問わず多様な食材や調味料と組み合わせやすく、アレンジの幅が非常に広いです。
一方、醤油煮・味噌煮など、味付け済みのサバ缶も、身はもちろんのこと、サバの旨味が溶け出した油も調理に活用できるという利点があります。

保存性と常備食としての価値

サバ缶は長期保存が可能で、栄養価の高い常備食として根強い人気を誇っています。保存料を使わずに缶詰ならではの製法で旨味と栄養を閉じ込めており、非常時の備蓄や忙しい日の簡便な食事としても重宝します。さらに、味のバリエーションも豊富で、好みに合わせて選べる楽しさも魅力のひとつです。

サバ缶の魅力|変わらぬ人気の理由とは?:まとめ

このように、サバ缶はその手軽さ、美味しさ、そして含まれる栄養素から多くのメディアで取り上げられ、広く一般に親しまれるようになりました。健康志向の高まりや手軽さから、サバ缶は根強い人気があり、ブーム後も食卓に定着しています。
海の恵みである美味しい国産サバを、資源保護にも配慮しながら、これからも大切に味わい続けていきたいですね。


出典
水産庁:水産物消費の状況 今、注目を集めるサバ缶(https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h30_h/trend/1/t1_3_4_2.html?utm_source=chatgpt.com)
農林水産省:“サバ缶”で食卓へ手軽に水産物を!(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2008/spe1_03.html)
農林水産省:日本で漁獲されるサバはどんなサバ?美味しさと資源量の話(https://www.maff.go.jp/j/kids/kodomo_kasumi/2021/content/attach/pdf/syokusei-5.pdf)
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真誠 編集部

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