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きな粉とは?作り方、栄養、活用レシピを紹介

きな粉(きなこ、黄粉)は、大豆を焙煎して粉末にしたものです。加熱することにより大豆特有の臭みが抜け、香ばしい香りになります。素朴な味わいが人気で、きな粉餅をはじめとする和菓子には欠かせない存在です。

おいしいだけでなく、パウダー状のきな粉は消化吸収がよく、大豆の栄養成分をそのまま摂ることができます。価格も手頃なので、健康や美容のために積極的にきな粉を食生活に取り入れている人も多いです。

本記事ではきな粉がどうやって作られるか、きな粉の種類、栄養、期待される効果・効能、活用レシピを紹介します。もっと手軽に、おいしく、きな粉を普段使いしてみませんか。

きな粉は、大豆を焙煎して粉にしたもの

きな粉と大豆

きな粉の原型は奈良時代に存在していたといわれますが、きな粉が一般に広まったのは江戸時代です。きな粉をまぶした静岡名物「あべかわ餅」は徳川家康にも献上されたのだとか。

よく見かける黄褐色のきな粉は黄大豆を主原料としていますが、青大豆を主原料とした淡緑色の青きな粉(別名 うぐいす粉)もあります。焙煎した大豆を皮つきのまま挽く方法と、皮をむいてから挽く方法があり、皮を剥いたもののほうが舌触りがなめらかです。

工場で大量生産される場合は、回転式の大きな焙煎機を用いて大豆を高温で炒って、冷ましてから、粉砕機で砕いてきな粉にします。これが私たちが普段お店で見かけるきな粉です。

きな粉は市販品を買うのが便利ですが、自分で作ることも可能です。家庭での作り方としては、フライパンや鍋で乾燥大豆を焦げないように注意して乾煎りし、あら熱を取ってから、ミルサーやフードプロセッサーで粉砕します。海外在住の日本人で、なかなか粉を買えない環境だと、この方法できな粉を手作りする人もいるようです。

なお、同じく大豆を原料とする「生大豆粉」「焙煎大豆粉」もありますが、こちらはきな粉とは異なります。大豆粉は大豆をそのまま粉にしたもので、香りが強くないので、小麦粉の代用にもなります。香りの強いきな粉は、香りを楽しむための調理向きです。

きな粉の栄養|良質なたんぱく質や大豆イソフラボンが摂れる

「畑の肉」ともいわれるほどたんぱく質が豊富な大豆を原料としたきな粉には、たんぱく質のほか、脂質、炭水化物、鉄やカルシウムなどのミネラル、ビタミンB1、ビタミンB2などのビタミンが含まれています。また、大豆サポニンや大豆イソフラボンといった大豆ならではのポリフェノールが含まれていることも特徴です。

黄大豆(脱皮大豆)の栄養成分表示は以下の通り。

栄養成分表示(100g当たり)

エネルギー 456kcal
たんぱく質 37.5g
脂質 25.1g
炭水化物 29.5g
カルシウム 180mg
マグネシウム 250mg
6.2mg
ビタミンB1 0.07mg
ビタミンB2 0.22mg
ビタミンB6 0.30mg
食塩相当量 0g
大豆イソフラボン* 360mg
大豆サポニン* 590mg

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
*当社分析値

大豆のたんぱく質は、体内で合成できない必須アミノ酸を多く含み、植物性たんぱく質の中でも良質なたんぱく質といわれています。宗教上の理由で肉や魚を食べられない場合、大豆からたんぱく質を摂ることが多いのはこのためです。

また、大豆に含まれている脂質には、人間の体内では合成することのできない必須脂肪酸のリノール酸、α-リノレン酸が多く含まれており、生活習慣病の予防が血流改善に役立つとされています。

そのほか、エストロゲンに似た構造で更年期障害を軽くするといわれる大豆イソフラボン、抗酸化作用を持つ大豆サポニン、血中コレステロールや中性脂肪の低下が期待できるレシチン、骨と歯の形成に必要なカルシウムなどを摂れることも嬉しいポイントです。

こうした栄養は、大豆を粉末にしたきな粉を食べることでも摂取できます。詳しくは、「きな粉の栄養成分|良質なたんぱく質が豊富で健康な体作りをサポート」をご覧ください。

また、「きな粉の効果・効能|健康で若々しくいたい人におすすめ」の記事でも、きな粉を食べることでどんな効果・効能を期待できるのか、どんな人におすすめなのかをわかりやすく紹介しています。

きな粉の活用レシピ|朝食、おやつ、ドリンクなどに使える

安倍川餅、わらび餅、くず餅、白玉だんご、おはぎのように、和菓子に使われるイメージが強いきな粉ですが、それ以外にもさまざまな活用方法があります。いくつか活用レシピの例を挙げるので、参考にしてみてください。

    • 牛乳や豆乳に混ぜてきな粉ドリンクにする(アイスでもホットでも)
    • プロテインやスムージーに加える
    • アイスクリームやヨーグルトのトッピングにする
    • ご飯やオートミールにそのままふりかける
    • バターやはちみつを塗ったトーストにふりかける
    • クッキーやパウンドケーキ、手作りパンの生地に混ぜる
    • フレンチトーストやドーナツにまぶす
    • 温めた水あめに混ぜて板状にしてから細く切ってねじり、「きな粉ねじり」にする

甘みをつけたい場合は、きな粉2に対して砂糖1を加えて混ぜるとよいです(比率は好みに応じて調整してください)。

ここまで紹介したように、きな粉は良質な植物性たんぱく質のほか、ビタミンやミネラルなどの栄養素、大豆イソフラボンや大豆サポニンといったポリフェノールを含んだ栄養豊富な食品です。日常的にきな粉を食べる習慣を身につければ、いきいきとした毎日をサポートする頼もしい味方になってくれます。

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この記事を書いた人

真誠 編集部

真誠 編集部

はじめまして!真誠のブログ編集部です! ごまにまつわるノウハウやオススメの活用法、レシピなどを記事にして紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

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