旬を味わう!菜の花と春キャベツのごまドレサラダ
2026/03/31
日差しが春めいてくると、明るい緑色の春野菜が店頭に並び始めワクワクしますね。この時期の野菜は柔らかく甘みが強いため、シンプルな味付けで素材の味を堪能するのが一番の贅沢です。今回は、春野菜の代表「菜の花」のほろ苦さを主役に、春キャベツの甘みとごまの香ばしさ、そして満足感をプラスする豚肉を合わせたサラダをご紹介します。
菜の花と春キャベツのごまドレサラダ レシピ
材料【2人分】
- 豚モモしゃぶしゃぶ用 125g
- 菜の花 1/2束
- 春キャベツ 中3枚
- ゆで卵 1個
- 酒 大さじ1
ごまドレッシング
- すりごま白 大さじ1/2
- いりごま白 大さじ1/2
- 酢 大さじ1
- 醤油 小さじ1
- サラダオイル 大さじ1
【作り方】
- 春キャベツを一口大のざく切りにし、耐熱皿に入れてふんわりラップをかけ、電子レンジ(500W)で約1分〜1分30秒ほど加熱します。加熱後はザルにあげて広げ、自然に冷ましておきます。
- 菜の花を3cmほどの長さに切り、別の耐熱皿に入れます。水小さじ1をふりかけてラップをし、電子レンジ(500W)で約40秒〜1分加熱します。加熱後すぐに冷水に取り、色止めをします。
- 鍋に湯を沸かし、酒を加えたら弱火にします。豚肉を1枚ずつ広げながらサッとゆで、色が変わったらすぐにザルにあげて、自然に冷まします。冷めたら、食べやすい大きさに切っておきます。
- ゆで卵は硬めに茹でて、冷めたら白身と黄身に分け、それぞれ刻んでおきます。
- 春キャベツと菜の花の水気を切り、豚肉と一緒に、ふわっと混ぜながら盛り付け、卵を散らします。
- ドレッシングの材料をよく混ぜ合わせ、食べる直前にサラダにかけます。
【ポイント】
- ドレッシングは砂糖を加えずシンプルに仕上げました。春キャベツと菜の花の自然な甘みを味わえます。2種類のごまの、豊かな香りとプチプチとした食感がアクセントになり、野菜の美味しさをより一層引き立てます
- アクセントとなるのが菜の花のほろ苦さ。ごまの香ばしさと春キャベツの甘みがバランスよく調和し、この時期ならではの味を楽しめます。
春の訪れを告げる「菜の花」の豆知識

厳しい寒さが和らぎ、春の気配を感じる季節になるとスーパーに並ぶ菜の花。その独特のほろ苦さと鮮やかな緑色は、食卓に春の彩りを添えてくれます。
「菜の花」と「ナバナ」の違いとは?
「菜の花」を「ナバナ」と呼ぶこともあり、違いが分かりにくいと感じる人も多いかもしれません。この2つは別の植物名ではなく、用途の違いで呼び分けられています。
菜の花とは、特定の一種類の名前ではなくアブラナ科の植物の総称です。普段は野菜として食べているダイコンやハクサイなども、春に花を咲かせれば広い意味で「菜の花」と呼ばれます。その中で、観賞として扱う場合を「菜の花」、食用を「ナバナ(菜花)」、種から油を採るものを「ナタネ(菜種)」と呼んで区別しています。
私たちがスーパーで見かける食用の菜の花は、花が咲く前のつぼみの状態で収穫されたもので、苦みやアクを少なくするなど、大幅に改良されています。他にも、茎が柔らかいこと、摘取りを継続していくために脇芽の出が早く旺盛なこと、蕾がそろった大きさであることなどの点が改良されています。
このように、本来「菜の花」は総称ですが、レシピでは親しみやすい「菜の花」と表記されることが一般的ですので、この記事でも「菜の花」と表記しています。
生産量日本一の千葉県と歴史的背景
菜の花の生産量において、全国トップを走るのが千葉県です。特に房総半島の南部に位置する安房(あわ)地域は、温暖な気候を活かし、70年以上の栽培の歴史を持つ一大産地となっています。この地域では、長さの揃った菜の花を、まるで人形を包み込むように丁寧に巻いて束ねる人形巻きという独特の出荷形態が古くから行われており、その美しい見た目は店頭でも目を引きます。
歴史を紐解くと、菜の花(ナタネ)は江戸時代、灯火用の油を採る原料として重要視され、上方(現在の大阪府周辺)を中心に栽培が盛んになり、尾張(愛知県)など全国各地へと普及しました。かつては照明や食用油の原料として日本の生活を支え、油を絞った後のかすは肥料としても利用されてきた、日本人にとって馴染みの深い植物なのです。

環境への貢献
近年では、菜の花は資源としても再注目されています。使用済みの菜種油から作られるバイオ燃料は、ディーゼルエンジンの燃料として利用可能です。軽油に比べて、酸性雨の原因となる硫黄酸化物の排出を大幅に削減できるため、環境に優しいエネルギーとして、スクールバスやごみ収集車の燃料に利用する菜の花プロジェクトが各地で進められています。
まとめ:春の恵みを五感で味わう
菜の花は単なる春の花というだけでなく、食用、観賞用、そしてエネルギー資源として、私たちの生活と深く結びついています。千葉県などの産地が守り育ててきた歴史や、環境への取り組みに思いを馳せながら、この時期にしか味わえない「ほろ苦い春の味」を、ぜひ食卓で楽しんでみてはいかがでしょうか。
出典
農林水産省:ほろ苦い早春の味、なばな(https://www.maff.go.jp/kanto/chiikinet/chiba/attach/pdf/chiba_nabana.pdf)
農林水産省:菜の花(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2003/spe2_04.html)
愛知県庁:菜の花の栽培(https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/2407.pdf
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