株式会社真誠は、国連が提唱する「SDGs(持続可能な開発目標)」に賛同し、
SDGsの達成に向けた取り組みを強化するため、「真誠グループSDGs宣言」を制定しました。
宣言の公表により、SDGsを社員、お客様、お取引先、地域社会などのステークホルダーに広げ、持続可能な社会の実現に向けた活動を実践していきます。
関ヶ原工場と名古屋工場では、生産時の原料落ちこぼれや残渣が発生している箇所を洗い出し、原因の分析や効果的な改善を継続しています。
機械のすき間を改造することで、ごま原料の落ちこぼれを防ぎ、食品ロスの発生量を抑えます。
ごま原料の排出口(関ヶ原工場)
生産およびサプライチェーンにおける廃棄物の削減に取り組んでいます。
プラスチック素材からつくられたストレッチフィルムの使用数を記録し、各現場の現状把握に努めるとともに、巻き方の見直しを実施しながら廃プラスチックの排出量を削減しています。
ストレッチフィルムで梱包した製品
水性インキ・バイオマスインキを使用した包材や、森林の環境保全に寄与するFSC認証の段ボール資材の採用など、環境配慮型製品のラインナップを拡充しています。
FSC認証とは
森林の適切な管理と環境保全、人権保護などを目指す
国際的な森林認証制度です。
国土交通省の「モーダルシフト等推進事業」を活用し、2023年8月から船舶モーダルシフトへの取り組みを開始しました。
三菱倉庫株式会社小牧営業所(愛知県)から株式会社キューブツ久留米DC(福岡県)までの食品輸送において、経路の一部をフェリー輸送に転換しています。
この取り組みにより、トラックの陸上輸送距離が約500km短縮されたことで、CO2の排出量削減や物流分野における労働力不足問題への解決に寄与しています。
船舶モーダルシフトのイメージ
子どもが五感を使って楽しく食のプロセスに関われる食育プログラム「ごますり体験」に取り組んでいます。
2029年までに累計2万人に食育の体験果を実感してもらうことを目指しています。
これからも、ごまを通じた食育活動に取り組み、子どもたちの心と体の成長支援に貢献してまいります。
ごますり体験の様子
国連WFP協会が実施するレッドカップキャンペーンに参加しています。赤いロゴマークが付いた商品を購入すると、売上の一部が途上国の子どもたちの学校給食支援につながります。
これからも商品を通じて、世界の飢餓を救い、子どもたちが教育の機会を得られるよう貢献していきたいと考えています。
あいち野菜でつながるプロジェクトとわいわい子ども食堂による共同イベント「めざせクッキングマスター!!体験型子ども料理教室」を愛知調理専門学校で開催しています。
2024年のイベントでは、小学3年生から6年生まで計48名の子どもが参加。専門学校の先生や学生にサポートしてもらいながら調理を体験しました。
参加した小学生から「新しい料理を覚えられてうれしかった」といった感想が寄せられ、調理体験を通じて「食」への関心を深めることができました。
あいち野菜でつながるプロジェクトとは
「愛知県の野菜摂取量が全国ワースト1」の課題解決を目的に、愛知調理専門学校・佐藤醸造・ママのホンネ研究所・西尾張シーエーティーヴィ・真誠が集まり2015年に立ち上げたプロジェクトです。
調理体験の様子
大豆の加工で生じる副産物を再利用した「大豆たんぱく加工製品」の普及に努めています。
環境への配慮と人々の健康促進を図り、食の付加価値を高めることを目指してまいります。
大豆フレーク
健康に配慮した製品の提供を通じて、安全・安心な食の健康文化を広めていきます。人びとの健康維持のサポートや健康寿命の延伸に貢献し、健やかな未来をつくってまいります。
健康経営を推進し、働きがいの向上や生活の充実感を感じられる良好な職場環境づくりに努めています。
有給休暇の取得促進や喫煙率低下(業務時間内禁煙)、保健指導実施機会の提供などに取り組み、健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)の認証を受けました。
サステナビリティ関連認証を取得することにより、ステークホルダーの皆様とのパートナーシップを強化し、認証企業としての責任を持ちながら活動しています。2023年9月に「愛知県SDGs登録制度」に登録し、2024年4月からは同制度を発展させた「あいちSDGsパートナーズ」に登録しています。
愛知県SDGs登録証
『真誠グループSDGsレポート』は、環境・社会・経済の
重要課題に対する取り組みを、ステークホルダーの
皆様にお伝えするため発行しています。
ご興味のある方は、
下記からダウンロードしてご覧いただけます。